研究テーマ

概要:有機金属錯体触媒を利用した新規有機合成反応の開発と機能性材料への展開

 遷移金属を用いることにより古典的な手法では不可能な反応性や選択性をもつ有機金属反応剤や有機金属触媒の創製が可能となります。

 さらに,金属上の配位子(有機化合物)を代えることで,その反応剤や触媒の反応性を精密に制御することもできます。
 機能有機化学研究室では,そのような金属と有機化合物から構成される有機金属錯体の特性を巧みに利用し,有機合成反応の基幹となる新規な炭素−炭素結合生成反応の開発を目指しています。
 さらに、化学者が21世紀に取り組むべき一大テーマのひとつである「環境にやさしい化学(Green Chemistry) 」の達成を目指し,環境調和を指向した反応系の構築を視野に入れ,研究をおこなっています。



主な研究テーマ  (クリックすると詳細が表示されます)
1. ニッケルまたはパラジウム触媒によるフッ化アシルの脱カルボニル型変換反応の開発

2. 多置換オレフィンの高位置および立体選択的合成

3. フェナセン型有機分子の精密合成

4. 含硫黄縮合多環芳香族化合物の開発と有機電界効果トランジスタへの応用

5. フェナセン系高性能半導体ポリマーの開発と高性能有機薄膜太陽電池への展開

6. 電子欠損型複素多環芳香族化合物を主骨格とする半導体高分子の開発


過去の研究はこちら


 



 
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