液体・溶液・界面の理論的研究,タンパク質科学・生物物理学・理論生物学
統計力学,熱力学,分子シミュレーションなどの理論的アプローチを駆使して,液体,溶液,界面,相転移,高分子,タンパク質,ウイルス,細胞などに関わる多岐にわたる研究課題に取り組んでいます.最新の研究トピックスは,疎水性相互作用の溶質分子サイズ依存性,溶質溶解度,有効相互作用,相分離に対するイオン特異的効果,三相平衡系の三重臨界点近傍における界面の構造,タンパク質の構造安定性機序と共溶媒効果による影響,生体分子モーターの設計原理とエネルギー変換効率などです.