プレスリリース:氷の衛星の表面と内部の氷の正体を理論的に特定
記録日 : 2021年01月18日
岡山大学異分野基礎科学研究所(理学部)理論化学研究室の田中秀樹教授、矢ヶ崎琢磨特任講師(現 大阪大学大学院基礎工学研究科 特任准教授)、松本正和准教授は、太陽系の外惑星とその衛星等に豊富にある水が、低温かつ他の天体構成物質が存在する環境下で、どのような状態であるのかを理論的に突きとめました。
本研究成果は12月17日、アメリカ天文学会の国際科学雑誌「Planetary Science Journal」オンライン版に掲載されました。
外惑星系天体の表面のみならず内部液体の水に至るまでの水の状態の解明は、これらの天体や彗星における水の存在の程度とその役割を研究するための基盤となります。
岡山大学プレスリリース「氷の衛星の表面と内部の氷の正体を理論的に特定!」 2020年12月23日