森 裕樹 助教 (研究准教授) 

 (Hiroki MORI, Assistant Professor


TEL/FAX086-251-7831
e-mail
アドレス:h-mor[atmark]okayama-u.ac.jp


[最終学歴]  広島大学大学院工学研究科 応用化学専攻 博士後期課程 修了 (2013年)

[学位]    博士(工学) 広島大学 (2013年) (指導教員:瀧宮和男 先生)

[担当授業科目]
(理学部) 
前期:基礎化学実験2(分担)

      後期:有機化学IV,化学実験4(分担),教養化学実験(分担)

(大学院前期課程) 後期:有機材料化学特論

           通年:機能有機化学演習(分担)

[専門分野]  有機材料化学,構造有機化学,有機電子デバイス

[キーワード]  有機半導体,有機電界効果トランジスタ,有機薄膜太陽電池

[所属学会]
日本化学会,応用物理学会,高分子学会,有機合成化学協会,近畿化学協会

[研究内容]
新規有機半導体材料の開発と有機電子デバイスへの応用

[研究の目標]
これまでにない高性能な有機半導体材料を開発する!

[メッセージ]
化学の可能性は無限大


[研究内容についてひとこと]
有機物といえば、一般に電気を通さないものと理解されていますが、実際には適切に分子を設計・合成することで半導体特性が発現します。このような有機半導体を用いた電子デバイスは、従来のシリコン等の無機材料と比べ、軽量で安価、フレキシブル、大面積化が可能であることから、次世代型デバイスとして非常に注目されています。しかし、その性能はまだまだ実用化には不十分であるため、新しい高性能な材料開発が求められています。私たちは、精密有機合成を駆使し、新たな高性能有機半導体を開発することを目的として、研究を行っています。


[過去5年間の主要論文(5件)]

  1. Synthesis and solar cell applications of semiconducting polymers based on vinylene-bridged 5-alkoxy-6-fluorobenzo[c][1,2,5] thiadiazole (FOBTzE)
    Hiroki Mori, Yuya Asanuma, Ryuchi Hosogi, and Yasushi Nishihara
    Polymer J. 55, 405-415 (2023).


  2. Effects of Acyloxy Groups in Anthrabisthiadiazole-Based Semiconducting Polymers on Electronic Properties, Thin-Film Structure, and Solar Cell Performance
    Hiroki Mori, Yuki Yamada, Yukiya Minagawa, Natsuki Hasegawa, and Yasushi Nishihara
    Bull. Chem. Soc. Jpn. 95, 942-952 (2022).


  3. Development of semiconducting polymers based on a novel heteropolycyclic aromatic framework
    Hiroki Mori
    Polymer J. 53, 975-983 (2021).


  4. Vinylene-Bridged Difluorobenzo[c][1,2,5]thiadiazole (FBTzE): A New Electron-Deficient Building Block for High-Performance Semiconducting Polymers in Organic Electronics
    Yuya Asanuma, Hiroki Mori, Ryosuke Takahashi, and Yasushi Nishihara
    J. Mater. Chem. C 7, 905-916 (2019).


  5. Alkoxy-Substituted Anthra[1,2-c:5,6-c']bis([1,2,5]thiadiazole) (ATz): a New Electron-Acceptor Unit in the Semiconducting Polymers for Organic Electronics
    Hiroki Mori, Shuhei Nishinaga, Ryosuke Takahashi, and Yasushi Nishihara
    Macromolecules 51, 5473-5484 (2018).

[特許

  1. ビニレン架橋キノキサリン誘導体及びこれを用いて得られる π 共役系重合体
    森 裕樹,西原康師

    特願2023-89807 (2023). (出願日2023年5月31日)


  2. アントラビスチアジアゾール誘導体及びこれを用いて得られる π 共役系重合体
    西原康師,西永周平,高橋竜輔,森 裕樹

    特願2016-044905 (2016). (出願日2016年3月8日)

    特開2017-160150 (2017). (公開日2017年9月14日)
    特許第6675124号(登録日2020年3月12日)

  3. ピセン誘導体,光電変換材料及び光電変換素子
    西原康師,兵頭恵太,森 裕樹

    特願2014-214551 (2014). (出願日2014年10月21日)
    特開2015-39033 (2015). (公開日2015年10月14日)
    WO2016-063771 (2015). (公開日2016年4月28日)

[受賞歴
  1. 平成 30 年 6 月 岡山工学振興会科学技術賞
  2. 令和 2 年 5 月 2019 年度 高分子学会 高分子研究奨励賞
  3. 令和 4 年 11 月 2022 年度 有機合成化学協会中国四国支部奨励賞

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[過去5年間の招待・依頼講演

  1. 新規複素多環芳香族化合物を主骨格とする 有機半導体材料の開発(招待講演)
    森裕樹,2022年度有機合成化学協会中国四国支部 支部奨励賞受賞講演,岡山大学津島キャンパス,2022 年 11 月 26 日


  2. Development of Semiconducting Polymers Based on New Electron-Deficient Aromatic Compounds(招待講演)
    森裕樹,第35回中国四国地区高分子若手研究会,オンライン開催,2020 年 11 月5日-6日


  3. Development of Semiconducting Polymers Based on New Electron-Deficient Aromatic Compounds(招待講演)
    Hiroki Mori,The 68th SPSJ Symposium on Macromolecules, The Japan-Korea Joint Session,Fukui, Japan,2019/9/25-27

 

[研究助成(本人代表のみ掲載)]

文部省科学研究費補助金など公的資金

  1. 2022-23年度 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) 官民による若手研究者発掘支援事業 マッチングサポートフェーズ
    「低コスト合成と高効率を実現する有機薄膜太陽電池材料の開発」


  2. 2022-24年度 独立行政法人 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    「複数の電子輸送経路を構築可能な非縮環系 n 型半導体の開発」


  3. 2020-21年度 独立行政法人 科学技術振興機構 令和2年度研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム (A-STEP) トライアウト
    「高効率有機太陽電池に向けた新規電子欠損型骨格を有するp型半導体高分子の開発」


  4. 2019-21年度 独立行政法人 日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
    「A2-D-A1-D-A2 型構造を基盤とする低バンドギャップ n 型半導体の開発」


  5. 2014-16年度文部省科学研究費 若手研究(B)
    「拡張 π 電子系アクセプター骨格を有する新規高性能半導体ポリマーの開発」

財団などからの研究助成金

  1. 2023年度 公益財団法人 岡山工学振興会 学術研究助成 一般研究
    「有機薄膜太陽電池の高効率化に向けた p 型半導体高分子の開発」


  2. 2023年度 岡山県産業労働部 産業振興課 令和5年度特別電源所在県科学技術振興事業に係る委託研究テーマ 若手研究者による基盤技術研究
    「高効率有機薄膜太陽電池を実現する半導体ポリマーの開発」


  3. 2023年度 公益財団法人JKA 機械振興補助事業 研究補助
    「有機薄膜太陽電池の普及拡大に向けた高効率と低コスト合成を両立するn型半導体の開発補助事業」


  4. 2022年度 岡山県産業労働部 産業振興課 令和4年度特別電源所在県科学技術振興事業に係る委託研究テーマ 若手研究者による基盤技術研究
    「高効率有機薄膜太陽電池を実現する半導体ポリマーの開発」


  5. 2022年度 公益財団法人中国地域創造研究センター 2022年度新産業創出研究会
    「高効率有機薄膜太陽電池を実現する高分子半導体の開発と屋内用小型電源への展開」


  6. 2022年度 公益財団法人ウエスコ学術振興財団 研究活動費助成事業
    「高効率有機薄膜太陽電池を指向した新規電子欠損型骨格を有するp型半導体高分子の開発」


  7. 2021年度 岡山県産業労働部 産業振興課 令和3年度特別電源所在県科学技術振興事業に係る委託研究テーマ 若手研究者による基盤技術研究
    「高性能有機薄膜太陽電池を達成可能な半導体ポリマーの開発」


  8. 2019年度 公益財団法人 東燃ゼネラル石油研究奨励・奨学財団 研究助成
    「アントラビスチアジアゾール骨格を基盤とした高性能有機薄膜太陽電池材料の開発」


  9. 2018年度 岡山県産業労働部 産業振興課 平成30年度特別電源所在県科学技術振興事業に係る委託研究テーマ 若手研究者による基盤技術研究
    「チアジアゾール系半導体ポリマーを基盤とした高性能有機薄膜太陽電池材料の開発」


  10. 2018年度 公益財団法人 岡山工学振興会 奨励研究助成
    「高効率有機薄膜太陽電池に向けた p 型半導体ポリマーの開発」


  11. 2018年度 公益財団法人 八雲環境科学振興財団 環境研究助成 一般研究
    「チアジアゾールを基盤とした高効率有機薄膜太陽電池用高分子半導体材料の開発」

海外渡航のための助成金


[共同研究・研究協力]

  1. 尾坂 格 教授 (広島大学)
  2. 小金澤智之 博士 (高輝度光科学研究センター)
  3. 脇岡 正幸 助教 (京都大学)